PEEKベース MAGMA M-PIPE®

VICTREX™ PEEK製の世界初のDNV GL RP F119認定熱可塑性コンポジットパイプ

熱可塑性PAEKポリマーとコンポジットで耐久性と信頼性を 

VICTREX™ PAEKベースの各ソリューションは、酸性ガスや超臨界CO2といった厳しい環境への耐性に加え、昇温で機械的完全性を長期間維持する、革新的かつ信頼性の高いソリューションです。

マグマ・グローバルとビクトレックスは2009年のマグマ創立以降、綿密に提携を続けています。ビクトレックスは2016年にマグマ・グローバルの株式パートナーになりました。両社はPEEKポリマーと金型の長期供給契約を締結しており、熱可塑性コンポジットパイプの開発・導入をサポートしています。

M-PIPEは、海中石油事業用の高強度完全結合型熱可塑性コンポジットパイプです。このパイプはVICTREX™ PEEKポリマー・ライナーとカーボンファイバー/PEEKコンポジット・ラミネートで作られます。いずれもビクトレックスが製造しているものです。滑らかな穴付きの完全結合型構造物を作るため、これらの材料をマグマ社にて完全自動ロボット式の工程で組み合わせます。ラミネートの改良は製品の柔軟性、剛性、強度にバリエーションをもたらします。 

性能面では、M-PIPEは本質的に耐薬品性を持ち、耐食性で鋼を大きく上回ります。このような特徴の独自の組み合わせは、M-PIPEが海中用炭素鋼管の代替物となり得ること、また防食剤、殺生物剤、スケール防止剤にかかる高コストを排除することを証明します。

ご要望に応じて、マグマ・グローバルから参考資料をご提供します。

熱可塑性コンポジットパイプ(TCP)はポリマー/コンポジット管状構造物であり、広範な海中石油・ガス用途において硬い鋼配管やフレキシブル鋼管に取って代わります。TCPはパイプ・プリカーサーおよびパイプ積層体という2つのメイン部品によって構成されます。パイプ・プリカーサー(あるいはライナー)は流体およびガスのバリアとして働き、流れを促進し浸食を防ぐ円滑な表面をもたらします。このコンポジットボディは、特定用途に合わせた機械強度と剛性を提供します。TCPの機械物性を支配するのは繊維の選択であったり、選ばれたレイアップ・シーケンス、また熱可塑性ポリマー・マトリクスおよびライナーの属性です。 TCPは設計自由度の面で鋼管を大きく上回り、それに加え、耐食性や透過抵抗が向上します。
マグマでは2つの適格性認定方法を使っています。DNV GL RP A203は石油・ガス用途のあらゆる材料の適格性認定に使われます。DNV GL ST F119はTCPの適格性認定エビデンス収集を目的としています。マグマのM-PIPEは、DNVGL- ST -F119の第三者検証を受けた初の熱可塑性コンポジットパイプです(2018年8月)。

VICTREX™ PEEKがMAGMA M-PIPE向けに選ばれた理由

世界で最も信頼性の高い海中パイプを届けることがマグマのビジョンです。M-PIPEは海中展開の現在の課題に対応する革新的かつ破壊的なソリューションです。ビクトレックスは市場ベースのイノベーション・アプローチを駆使し、PEEKなどの高性能ポリマーが強いメリットを持つ部分でのソリューションの先駆けとなります。 このパートナーシップは「イノベーションを通じて、この産業の満たされないニーズを満たす」というビジョン共有の結果です。PEEKに関していえば、ビクトレックスは石油・ガス産業の諸用途でPEEK供給、試験、適格性認定に携わってきた長い歴史を持ちます。PEEKの化学組成および材料挙動に専門知識を持つ当社は、世界で唯一のPEEK専業メーカーならではのアドバイスをご提供できます。
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Vic
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