優れた耐熱性を備え、-40~260℃の温度範囲で安定した動作が可能。
RTI定格で、耐衝撃性を除く機械的強度が維持される連続使用温度は220℃(428°F)、25-125ミクロンフィルムにおいて電気的性能が維持される連続使用温度は200℃(392°F)
優れた引裂強度、穿孔抵抗、音響疲労物性。ガラス転移温度を通じて強度を維持。
非常に滑らかな表面仕上げで優れた潤滑性を持ち、ダスト発生も低く抑えられています。
毒素曝露リスクを低減する高純度、低ガス放出、低抽出物。
幅広い温度、湿度、周波数にて、非常に安定した誘電物性 (Dk, Df) を発揮。
多くのエキゾチックメタルに比べ、攻撃性の強い薬品環境で優れた耐久性を発揮。
従来のコーティング装置を使用して、APTIV™フィルムは、シリコーンおよびアクリル粘着剤、Bステージ熱活性化粘着剤、ハードコート、ラベル用印刷可能トップコートなど、さまざまな材料でコーティングできます。APTIV™ の表面エネルギー改良グレードは、接着性を高め、コーティングの選択肢を広げてくれます。
APTIV™フィルムのメタライズには、真空蒸着、スパッタリング、無電解めっき、金属箔の直接熱接着など、さまざまなプロセスを使用できます。アルミニウム、銅、ステンレス鋼を含む多くの金属を、接着剤なしで接着させることができます。
熱可塑性であるAPTIV™ PEEKフィルムは、バッチプレスやロールツーロールプロセスを使用して、金属、布地、その他の強化および非強化ポリマーフィルムなど、さまざまな基材に熱ラミネートすることができます。ラミネート製品は、社内の高温真空ラミネートプレスシステムで開発され、接着剤を使用せずにAPTIV™フィルムを基材に接着することができます。
カスタム部品を設計する場合、APTIV™フィルムは熱成形工程を使用してさまざまな部品に成形することができます。ビクトレックス社は、中国・上海のテクノロジーセンターに熱成形設備を有しています。このユニークなセンターでは、世界中のAPTIV™フィルムのお客様に対して、熱成形品の材料選定、試作、試験、分析などのサポートを行っています。また、お客様がご自身の施設で生産ができるよう、加工トレーニングも提供しています。
APTIV™フィルムは型抜きやスタンピングが可能なため、お客様は様々な形状やサイズのワッシャーやガスケットなどの部品にAPTIV™フィルムを適用いただけます。加工業者様の大半は機械的な方法を使用していますが、レーザー切断やウォータージェット法はAPTIV™フィルムで非常に効果的であることが実証されています。
熱、超音波、レーザーのいずれであっても、APTIV™フィルムは様々な基材に溶着させることができます。溶着は、フィルムを溶融点まで加熱し、適切な圧力を加えて溶融ポリマー表面を基材に密着させることで達成されます。
40年以上前にPEEKが商品化されて以来、ビクトレックスが継続的に先駆者となっているPAEKベースのポリマー・ソリューションは、産業分野のあり方を一変させるような世界的なインパクトをもたらしてきました。
世界が抱える課題を、解決する力になる
Hi, do you have PEEK questions I can help with?