新PAEKプラントを稼働開始

ビクトレックス社、新PAEKプラントを稼働開始

ソーントン・クリーブリーズ(英国)、ビクトレックスは三基目となるポリアリルエーテルケトン(PAEK)の新プラントの稼働を開始したことを発表しました。 9,000万英ポンドの投資によるこの新プラントの稼働によってビクトレックスの生産能力は70%アップして年産7,000トンを超えることになり、現在進行中の7つの “メガ・プログラム” を含む今後の成長を推進するための新たな基盤となります。 また増産とともにAPTIVフィルム、VICTREXパイプ、テープ、やインプラント用医療機器などの開発にも継続して投資しており、PAEK製造にとどまらず、より高い付加価値の提供を追求しています。

 

ビクトレックスは自動車、航空宇宙、エネルギー、エレクトロニクス、医療を注力産業分野としており、その中で成長戦略の軸をより大きな機会に重点を置いています。 この中には米Magma社とのパートナーシップによる石油ガス掘削用のパイプをはじめ、航空機用ブラケット、携帯用電子デバイス、整形外科用膝関節等があげられます。 ビクトレックスは上記産業において、全世界におけるPAEKの潜在需要を80,000トン超と見越しています。

 

ビクトレックスのデビッド・ハメルCEOは次のようにコメントしています。 「当社はすでにAPTIVフィルムやインプラント用医療機器など、お客様の加工を容易にするPAEK製品を提供していますが、“原材料の製造”から、お客様により高い付加価値をご提供する“ソリューション・プロバイダー”になるべく用途開発の強化に力を入れています。 そして当社のソリューションをより多くのお客様にお届けするための確固たる供給体制が、この新プラントの稼働によって整いました。」

 

ビクトレックスは英国本社、中国(上海)と日本(東京)の3拠点のテクノロジーセンターが緊密に連携する体制で、世界中のお客様の製品開発をサポートしています。そして本年2月には英国のテクノロジーセンターの拡張を発表しました。ビクトレックスは高性能樹脂開発のリーダーであり続けるとともに、より高度な用途開発を可能にする技術サポート拡充に向けて積極的な投資を続けていきます。